働き過ぎの過労やストレスには要注意

毎日残業が続いていたり、睡眠時間を確保することができなかったりと、過労状態に陥っている人たちが増えています。働き方の見直しを国ぐるみで行っているものの、人手不足によって一人あたりの仕事量は増える一方です。
残業も仕方がないとわかっていても、毎日のように続いてしまうとストレスにつながってしまいかねません。人は疲れやストレスを強く感じていると、体に影響が出てきやすいといわれています。
肉体的な面だけであれば休日にしっかりと休むことで改善できますが、精神的な面に関しては休日を利用しても休まらないことはあるでしょう。特にストレスを抱えている状態が長時間続いてしまうと、病気にまで発展することがあります。
病は気からとよくいわれていますが、それはあながち間違ってはいません。ストレスによって胃炎が続けば食事もままならなくなるので、バランスのとれた食事とは無縁になり、睡眠不足が続けば物事を悪い方へと考えやすくなるのです。
忙しい現代人にとって、疲労やストレスをとるための時間を作ることは簡単ではありません。だからといって、休息もせずに仕事を続けることは要注意です。過労死などは身近な死として知られているうえに、ストレスでの罹患は増加傾向にあります。
このままリフレッシュもせずに働き続けていけば、いつかそれすらままならなくなる日がこないとも限りません。そうなる前に、自分の働き方を見直すことが大切です。働き方改革だけでなく、自分自身の働き方の改革も必要不可欠といえます。